2012年1月28日土曜日

そぞろ歩き(奈良)

おひげさん

先日のお休みに前からの予定通り、奈良の春日大社に行ってきました。

私の家から地下鉄で森の宮、そこから近鉄に乗り換えて 約1時間。
思ったよりも早く着きます。
でも、そこからが遠い。
約1、5kmを歩きます。(しかも、その日は、雪こそ降ってはいませんが寒い!)

で、途中、鹿を触りながらひたすら歩きました。



やっと着いた入口の鳥居です。



鳥居の横の狛犬ですが、苔むして判りにくいですが、目が赤く染められています。



多分、寄進された当時は極彩色に彩られていたのではないでしょうか。

敷地内には、沢山の灯篭が寄進されています。
来月の3日、節分の日に万灯篭が行われるそうで、ボランティアの方が灯篭に一枚一枚
紙を張っておられました。



さて、本殿です。



数年前までは、毎年 ここで奉納演武で居合を披露していました。
懐かしいです。

ところで、春日大社で思い出す事が他にもあります。
スタジオジブリの「千と千尋の神隠」で登場する「春日さま」という神様。


どうしても気になるので、お守りを販売している巫女さんい聞いてみました。
でも、すげなく、「うちにと関係ないです。」と、一言で片付けられてしまいました。
多分、多くの方が聞くのでしょうね。

でも、納得がいかないので、帰ってから調べました。

そうしたら、出てきました。
やはり、春日大社と関係がありました。
春日さまのモデルは、春日大社で行われる神事の舞でつける面をモデルにしたもので、
舞楽「胡徳楽」の主人役がつけている蔵面(紙のお面)だそうです。
ただ、現在は春日大社で舞われる事はないそうです。
さらに調べてみました。
出ました!
1月3日 広島の宮島で奉納されているとのこと。
その写真がこれ。



「春日さま」そのものです。
いや~、ネットって、すごいですよね。
大概の事は調べられます。

本当、寒かったですが、・・・・。



帰り、家の近所では、寒桜が満開。
少しづつですが、春は近付いているんですよね。

2012年1月27日金曜日

そぞろ歩き(神戸)

おひげさん

先日の湊川神社の続きです。

今度は生田神社。通称「生田さん」で神戸っ子には親しまれています。
場所は、三宮の北側、神戸一の飲み屋街の真ん中にあります。



生田神社で最近有名なのは、2007年に陣内と藤原紀香がここで結婚式を行いました。
でも、この神社歴史は古く、日本書紀にも登場しますし、本殿裏にある「生田の森」は源平合戦
の一の谷の戦いで、平家の本陣がおかれた事でも有名です。



これが現在の「生田の森」。
まあ、ちょっとした雑木林です。

でも、近づいて林の中を見ると、・・・・。



鳥居の上の部分だけが安置されていました。

解説を読むと、昔神社の西の入り口にあった鳥居で、安政の大地震で倒壊したそうです。
その地震の激しさを後世に残すためにあ安置されたそうです。

最初 見たときは、鳥居が埋まっていると思いました。

神社の境内は、湊川神社と比べると少し狭い感じがしました。


今度は、奈良の春日大社に足を向けてみようと考えています。



2012年1月25日水曜日

そぞろ歩き(?)

おひげさん

今回の内容は、大きく逸れます。

先日、知り合いの方が習っている「ベリーダンス」の発表会に行ってきました。
場所は大阪 難波駅の西辺り。
ちょっとしたライブハウスで、食事をしながら舞台でのダンスを拝見する趣向です。

1部はダンス。2部はライブ。

いや~、堪能しました。

みなさんはベリーダンスってご存知でしょうか?

簡単にいうと、ハーレムで女性が踊るダンスです。
これが、まあ 良い。



こんな感じです。
色々な曲に合わせて、約1時間。

それから2部で、女性4名、男性1名のバンドによるライブ。



いつも居合三昧ですが、
たまには、こんな違う空気を吸うのも良いものです。


演武披露

おひげさん

先日の22日(日) 今年初めての演武披露を行ってきました。

キックボクシングの試合会場でレセプションでの演武です。
場所は、大阪 阿倍野区民センターの大ホール。
会場には、約300名の観客。試合の熱気がムンムンする中での演武はさすがに緊張します。



今回の演武者は、宗家以下6名。
居合形に剣術、試斬はいつもの通りです。




他の写真、・・・・。

やっぱり、舞台照明の下で撮影するのは、むずかしいです。
全部、真っ白でした。

我が勇進舘は、このような形でも、居合の普及に貢献していきます。

2012年1月20日金曜日

そぞろ歩き

おひげさん

先日のお休みは、神戸に足を伸ばしてみました。

色々、行きましたが、今回紹介するのは湊川神社。
室町時代末期の武将 楠正成を祀った神社です。



広い境内で、本殿の奥には、足利尊氏との戦いで敗れ、一門と自刃したと伝えられる場所が
残されています。
で、神社の宮司さんにお願いして拝見させていただきました。





上の写真の奥、こんもりした所が戦没地だそうです。


ちなみに、こちらの神社が造られたのは明治3年で、それまでは楠正成を祀る五輪塔があっただけだったそうです。

今でも、神社の入り口の右手に安置されています。



楠正成は後醍醐天皇の忠臣として有名。
神社の前が西国街道に面していた事もあり、幕末の有名な志士も沢山参っています。
たとえば、吉田松陰、高杉晋作、坂本龍馬などです。
高杉の下僕の伊藤博文は、明治になり初代の兵庫県知事を勤めますが、その折、ここに灯篭を
1対寄進します。

その後、いろいろな政治家もお参りし、灯篭を寄進するようになりました。
早稲田大学の創始者としても有名な大隈重信もそのひとりでした。
しかし、大隈の寄進した灯篭の高さは約2m。 最初に寄進した伊藤の灯篭は1m。

この話を聞いた伊藤は、すぐに約1mの台座を造らせました。
その写真が、これです。



手前が大隈重信の灯篭で、奥が伊藤博文の灯篭です。

いかにも、見栄っ張りの伊藤らしいお話ですよね。

それぞれの灯篭にはしっかりふたりの名前も刻まれています。



さて、神戸にはここ以外にも歴史で有名な場所がたくさんあります。
源平合戦で有名な生田の森や一の谷。
幕末では、坂本龍馬や勝海舟の海軍操練所跡など。

また、機会があれば、少しづつご案内したいと思います。






2012年1月19日木曜日

そぞろ歩き(横道)

おひげさん

今日は、ちょっと横道にそれて、お食事の話です。

昨日の晩、久し振りにお鍋をしました。

うちの家で「レタスしゃぶしゃぶ」と命名しているお鍋料理です。
内容は、いたって簡単。
豚しゃぶで、お野菜の白菜の代わりにレタスで食べるんです。
お出汁は、市販の鶏ガラスープを薄めて(どうせ 煮込んで味が濃いくなりますから)使います。

しゃぶしゃぶの食べ方は、いたって簡単。
これも市販のポンズに煮立ったお出汁で薄めて使います。

一通り食べ終わったら、〆です。
ご飯をよそって、お出汁をお茶漬け代わりにしても良いですし、お鍋に素麵をいれて、軽く
ひと煮立ち。 出来あがったら、そこにゴマ油を少し垂らしたら、・・・。

絶品!!


普通なら、確かに白菜ですよね。
でも、白菜は結構、お腹に残ってしまい、量が食べられないんですよ。
これが、レタスなら1玉は食べられます。

本当に しゃぶしゃぶしてサッと熱が通っただけでもシャキシャキして美味しいですし、
鍋の中で煮立っても田げられるんですよ。
まあ、最近は、野菜の価格も値上がりして、昨年の秋頃なら1玉 100円だったレタスが、
昨日現在で 300円。!!

でも、健康には替えられないので、奮発しました。

レタスしゃぶしゃぶ。
なんせ、お鍋料理には、レタスです。


是非、お試しあれ。

2012年1月17日火曜日

1.17

おひげさん

このブログを見ている方に お願いがあります。



今日、少しの時間だけ 手を合わせて下さい。

2012年1月15日日曜日

とんと焼

おひげさん

おはようございます。

関西では今日が「とんと焼」ですね。
ひょっとしてご存知ない方も、・・・。?

ちなみに、知らない方は、お正月のしめ飾りの処分はどうされています。?

まさか、・・・。ゴミと一緒に。???

そう、昔から神様のお札などは、1年経過したら、授かった神社にお納めに行きますよね。
しめ飾りも同じ。
関西では今日15日。関東では7日に みんなで持ち寄ったしめ飾りをタキギにして焼くんです。
それを関西では「とんと焼」もしくは「どんと焼」と言います。

ちなみに、うちの道場では、近くに神社が無いので、道場の前で朝 私が焼いています。

今年も 丁度 先程 焼き終わったところです。

そいうそう、神社で焼いたら、その燃えカスは家に持って帰りましょう。

え、?どうするって??

家の周りに間隔をおいて塩盛のように置いて、結界をつくります。
今年1年 災いが家に入って来ないようにする「おまじない」です。

家の前で焼いても同じですよ。

でも、家で焼くと、ススがご近所に飛んで行ったり、後の始末が結構手間です。

出来れば、神社に持って行きましょう。

2012年1月14日土曜日

そぞろ歩き(初詣編)

おひげさん

この辺で、少し時計を戻します。
私は毎年お正月には地方の有名な神社に初詣に行きます。
今日は、その時のお話。

昨年は伊勢神宮、その前は出雲大社。
で、今年は、NHKの大河ドラマの影響で無茶苦茶混雑する前に行きたくて、
下関の赤間神宮に参拝してきました。
新幹線で新下関、ホテルは下関の隣り町 長府。移動は、レンタカー。

まずは、ホテルにチェックインして、車で下関を目指します。



初詣は、いつもkの格好。 着物に紋付袴です。
一般に神社の入り口には鳥居があって、狛犬が左右に鎮座していますが、ここ赤間神宮は
鳥居もなく、まるでおとぎ話に出てくる竜宮城のような入口でした。

赤間神宮は、壇ノ浦で滅亡した平家一門を祀る神社でもあります。
平家の亡霊といえば、耳なし芳一が有名ですが、その物語になった場所がここ。



で、耳なし芳一の木像が安置されています。
全身にはお経が書かれています。(でも、微妙に耳はありました。)




下関は幕末 長州藩が統治していたことでも有名で、写真は長州が外国船にむけて打った
壇ノ浦砲台です。
大砲はレプリカですが、良く 出来ていました。
画面の白い物は「雪」です。

ホテルのある長府・この下関は幕末の舞台となった場所。
奇兵隊や高杉、坂本龍馬、赤根など語り出したら止まりませんが、ここは幕末のブログでは
ないので、我慢します。



ホテルの晩御飯は、アンコウ鍋~。




部屋から見えるのは関門海峡大橋。
左が九州 小倉で、右が本州 下関です。

一晩泊った翌日は、巌流島に観光に。
そう、宮本武蔵で有名になった巌流島は下関にあるんですよ。
下関から船で約20分。
折からの雪で島に渡る観光客は私達だけ。
貸切の船です。





島には本当に何も無く、写真の銅像があるだけでした。

とっとと、下関に戻って、お昼過ぎの新幹線で帰阪。
ゆっくりはしましたが、寒さに負けた初詣になりました。






2012年1月13日金曜日

そぞろ歩き

おひげさん

昨日の続きです。

えべっさんから少し東へ。 祇園歌舞練場の南に「安井金毘羅宮」に立ち寄りました。
こちらの神社は、悪い縁を切り、良縁を結ぶ事で有名です。



境内には、お札がいっぱい張られた「かまくら」のようなものがあります。
写真の白いのがそのお札。
縁を切りたい人の名前と自分の名前をお札に書いて、お祈りの後ここに貼るんです。

ちなみに境内は女性ばかり。
いかにひつこい男性が多くて、その縁を悪縁と思っている女性の多いことか、・・・。
みなさん、写真のように、一生懸命お願いをしていました。

2012年1月12日木曜日

「そぞろ歩き」復活

おひげさん

御無沙汰をしておりました。旧管理人の「おひげさん」と申します。
簡単な自己紹介をしますと。
勇進流に入門して8年目。現在、勇進舘の事務局をしております。
趣味で休みの日にあちらこちらを散策するのが好きで、以前もブログ形式でアップしておりました。
新管理人さんから、「また、再開してくださいよ。」との依頼もあり、この度 復活することにしました。

みなさんのご参考になればと思います。

さて、再開 第1回は、・・・・。

みなさんは「えべっさん」にお参りされましたか?
関西ではお正月を過ぎた、この10日前後に、商売繁盛を祈願しにお参りします。

おおもとは西宮。大阪で有名なのは、今宮か梅田にある堀川さん。

で、今年 私は京都のえべっさんの行って参りました。
場所は、京阪 祇園四条駅から歩いて5分ほどの場所にあります。
(良ければ、地図で探してみて下さい。)

花街で有名な「祇園」のすぐ隣りにあるので、笹などを授けてくれるのが、福娘ではなく「芸奴」さん。
そう、本物の芸奴さんや舞奴さんがいるんです。


 


アップにするとこんな方が並んでいます。
もう、今年は終わりましたが、興味のある方は、来年 お参りにいって下さい。

では、また 書き込みします。